☆IT機器を使用し、より良いサービスを☆
2020年6月13日
今回はIT機器を使用し、ご利用者様のお困り事が解決した事例を紹介させていだきます。
普段はお一人で外出等をされていた方ですが、冬場に体調を崩されたのをきっかけに、
日中の覚醒状態が悪くなり日常生活を思うように過ごすことができなくなっておりました。
必然とお部屋で過ごされる事が多くなり、ご自身で動かれる事も少なくなってきていましたが、本人様としては以前のように身体を動かしたいと希望されておりました。
原因を探る中で、IT機器にて眠りの状態を確認すると夜間にあまり眠られていない事が判明、夜間にしっかり眠っていただけるよう検討しました。
職員会議にて意見を聴取し、どのように取り組みを進めるか議論した中で
【HECTアプローチ】と【オータス】というワードが上がってきました。
【HECTアプローチ】
Health(健康)Environment(環境)Communication(伝達)Task(作業)の4項目から要因を探りアプローチしていきます。
分かりやすい活用シートもあり誰もが簡単に使えるようになっております。
【オータスカード】
環境や作業が原因で、それを解決してきた事例が記載された資料になります。(先人の知恵です)
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HECTアプローチから薬の見直しを検討する事となりました、
主治医に相談し薬の調整を実施。
その後、ご本人様に睡眠状況を確認するも、
「寝れたような、寝れてないような・・・」と話され実際の状況が分かりません。
その際にIT機器を使用して眠りの状態の確認を行いました。
スキャンの画面を見ると離床、睡眠、覚醒、心拍数、呼吸数の確認ができます。
(画像の青色の部分が睡眠している状態です)
夜間にしっかり眠っておられる事が分かりました。
このような確認作業はIT機器を使用することで
現在はスピーディーに情報収集ができるようになっております。
以前はこのような状況であれば人力で確認作業を行っていた為、
情報収集をするのに時間がかかったり、
多大な労力がかかっておりました。。
結果としまして、眠りへの取り組みにより、
現在は日中元気に過ごされており大変喜ばれております。
(毎日、素敵な癒しの笑顔を有難う御座います☆)
今後もIT機器を使用し皆様により良いサービスを提供させていただけるよう
努力してまいります。
そんぽの家堺浜寺 谷口
