~『いつもの』毎日に向けて~
2021年3月17日
お久しぶりです^^
そんぽの家 蘇我です。
まず最初に、ここ数ヶ月このホーム便りの更新が出来なくて申し訳ありませんでした。
年明けの挨拶も出来ないまま月日だけが経ってしまい、今月になってやっとホーム便りの更新をすることが叶いました。
この数ヶ月で、そんぽの家 蘇我は色々と変わりました。
感染症対策の為に一時期、一日中お部屋の中に待機してもらう日々が続き、ご飯の時も居室で食べて頂きました。
気軽に廊下や食堂、風呂に行く事も難しくなってしまい、かなり窮屈な日々を送らせてしまいました…
今日のホーム便りは、その中で少し考え方が変わったご利用者様のお話です。
その方は、普段は部屋から出るのを嫌がる方でした。歩行器を使い食堂まで歩く体力はある方なのですが、不安になるので外に行きたくないと職員の声掛け空しくお部屋にこもりがちな方でした。今回の感染症対策での外出制限でも憂鬱になるどころか心穏やかになっていき、このままお部屋で過ごされた方がこの方にとって良いのかなぁ…と思う日々が続きました。
ある日、いつものようにお部屋で食事終わった後、訪室しお話をしてると突然、「私、このままお部屋に籠ってたらダメになると思うの…」と話され立ち上がり、そのまま廊下まで歩かれたのです!
普段、外に行くのを嫌がる姿に見慣れていた私からすると、かなり衝撃的な出来事でした。
そして外出制限で、誰もいない廊下を一通り回ると、「なんだか人が居なくて変わちゃったわね…」と寂しそうに呟かれてお部屋に戻りました。
その後も、たまに廊下に顔を出されては職員と少し話される姿を見るようになりました。話を聞くと、最近部屋にいても廊下から物音が全く聞こえなくなったし寂しくなったからたまに外に出たくなるとの事でした。
今はご利用者様の外出制限があるので、ご利用者様同士廊下でおしゃべりすることすら難しい状況ですが、いつかコロナが落ち着いた時、お部屋の外でおしゃべりする相手が職員以外増えれば良いなぁと思いました。
そして、そんな日が迎えられるように職員もできる対策はしっかりやっていきたいと思います。
現在、感染症対策の強化として玄関に、洗面台と非接触で体温を測れるセンサーを設置しました。
以前は、事務所内で体温測定と手洗いを行ってましたがそれを玄関で行えるようになったことにより、ウイルスを施設内に入れる可能性を減らすことができました。
他にも、ご利用者様に協力していただき、食事の時、午前と午後で来ていただく人を分け食堂の人数を減らしたり、毎朝夕の体温測定など、以前と同じとはいかなくても少しづつ『いつもの日常』を取り戻せるようにできる対策を行っています。
今回の経験で感染症対策への意識が職員だけでなくご利用者様の中でも高くなりました。慣れないマスクを付けて頂いたり、テーブルに置いてあるアルコールを使って頂いたりするようになりました。
ご家族様やご利用者様の安心と安全を守れるよう、努めて行きますので、これからもそんぽの家 蘇我をよろしくお願いします。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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