~施設のキッチンから~
2020年3月31日
こんにちは^^
そんぽの家 蘇我です。
新型肺炎の流行に伴いいつもより警戒を強めて、日々お勤めさせて頂いてます。
その影響で3月に行う予定だった行事が残念ながら中止になってしまいました。
……という訳なので、今回のホーム便りは特別なイベントの日でなく、普段何もない日々を支えるキッチンのお話しです。
老人ホームというと介護者や利用者に目が行きがちですが、日々の食事を作ってくださるキッチンさんもご利用者様の生活を支える大切な仲間です。
毎日三食の食事は、私達介護者もお世話になってます。
SOMPOケアでは行動指針の一つに『おいしく食べるを追求する』というのがあります。
勿論、そんぽの家 蘇我でもその指針は変わりません。
このキッチンではご利用者様一人一人に合わせて作られています。
飲み込みや歯やその日の状態で、おかずを刻むか刻まないか、主食をご飯にするかおかゆにするか、食事の形を普通食にするかソフト食やミキサーにするのか…等々食べやすいように工夫するだけでなく、その人の好みに合わせて提供してます。
人によっては個人で買ったお酒や、おやつ等も一緒に提供して貰ってる方もいて、キッチンさんはご利用者様の好き嫌いを把握して提供してます。
ベテランさんまでになるとなんと、スタッフの好き嫌いまで把握してる人もいるだとか……
気付いたら取り除かれてた、私の嫌いな人参から滲むキッチンさんのやさしさが身に沁みますね^^
食事の時、私たち介護スタッフは食事動作や飲み込み等に目がいってしまいがちになってしまい、ご利用者様の好き嫌いなど『おいしく食べるを追求する』ための情報は介護だけではどうしても足りないのです。
キッチンスタッフさんも積極的にご利用者様にお話をしにいってる方が多いので個人に合わせたきめ細やかな献立を提供しています。
例えば、麺類が出る日に、普段お粥を食べてるご利用者様に対して麺類も一緒に食べるかどうか聞いてみると、結構な方が「たまには麺もたべてみようかな」と答える方が多くキッチンさんはその要望にきちんと応えて作ってくれます。
そのご飯をだした時、介護スタッフの私は「普段お粥だけどちゃんと麺を噛んで食べれるのか…」と少し不安に思いながらも配膳したのですが、いざ食べ終わったお皿を見るとなんと、麺もお粥も完食!
「久しぶりに麺を食べれておいしかったよ。ありがとうってキッチンさんに伝えといて。」との嬉しい言葉に、自分の視野の狭さを感じてしまいました…
こうして、そんぽの家 蘇我のご利用者さまの毎日の美味しさは支えられてるんですね。
毎日、ご飯を作ってくれるキッチンさんに感謝!
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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