介護の魂を燃やし、介護プライドを支えに
2022年1月17日
副ホーム長の相原です。
私たちの仕事は日々のお手伝いをさせていただきながらも
最期を見つめる仕事でもあります。
私自身も人生の道半ばではあるものの
人生を生き続けることとは大変なことだと
最期に向かっていくのは大変なことだと
この仕事を通して先人達から学び続けています。
今回のホームだよりは私事なのですが…
私は大学卒業後からずっと介護を通して
多くの方の最期を見つめ続けてきました。
私は「亡くなる」という言葉があまり好きではありません。
この言葉は人に伝えるためにはとても大切な言葉です。
しかし、どうしても今の自分には綺麗に聞こえてしまうのです。
何故なら、人間の最期はとても壮絶だからです。
私がこう思うようになったのは、
ある出来事が私に影響を与えたからです。
人気ロックバンドの出来事です。
解散後に担当していたプロデューサーが若くしてご逝去され、
その方の葬儀でメンバーが再び集まったことをきっかけに
「もう一度彼のために自分たちのロックを見せよう」と決意し
「HEART OF ROCK」というタイトルを掲げ、
一夜限りの日本武道館公演を開催しました。
その会場に若かった私もいました。
奇跡の夜に最高のロックを見せてくれる5人。
感動が続きました。
そんな最高の時間の中、
歌の間でボーカルがこう言った記憶が残っています。
「プロデューサーが…死んだんです」
その一言に当時若かった私は強い衝撃を受けました。
亡くなられたことをきっかけに再び見れたライブ。
ライブを楽しんでいたけれど、そこには一人の人間との別れがあったこと。
そして「死んだ」という重い言葉が自分に突き刺さったこと。
当時、介護職員だった私は、これをきっかけに
「死ぬ」ということの重みを深く感じとるようになりました。
「良い最期を迎えていただくために一生懸命介護をしなきゃ」
こう思いました。
私たちの仕事は必ず最期に直面します。
人生で一番重要なその瞬間、
「穏やかな日々だった」と
ご本人様にも、ご家族様にも、職員にも
感じ取ってもらえることができるよう
施設運営を行うのが私の使命だと思って仕事をしています。
難しいことですが、少しでも強くこう思っていただきたい。
私にも小さいけれど「介護の魂」が燃えています。
弊社には「介護プライド」という言葉があります。
職員でバトンパスをしながら、
24時間常にそのプライドを燃やして
ご入居者様のお手伝いをさせていただいております。
もちろん今日も。
これからも魂を燃やしながら
ご入居者様のために
介護プライドを支えにお手伝いをさせていただきます。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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