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ホームの日常

救急搬送での出来事

2021年12月5日

副ホーム長の相原です。
先日救急搬送の際に経験したことをお伝えしようと思います。



「お疲れさまでしたー」

私が勤務を終えたその瞬間、
「相原さん、A様の様子がおかしいんですよ」
と事務所に来た職員さんから報告が入る。

その日、休日だった私は休日を変更し
終日OJTの担当をしており疲れ切っていた。
不思議ですね、
あっという間に別のスイッチに切り替わるのですから。

「どんな状態ですか!?」
その職員さんに確認をとる。共に居室へ向かう。

私の悪い癖は慌ててしまうこと。
こんな時は慌てない。

居室へ到着すると既に別の職員さんが
バイタル測定を行っていた。

表情を確認。
それだけでは搬送を悩んでしまう状態。
その場を二人に任せる。

私は事務所へ戻り救急隊へ提供する情報を収集する。
最中に職員さんより現在のバイタル、状態報告を受ける。


救急搬送を決めた。


すぐにご家族様に連絡。
搬送の指示を受け消防へ連絡。

数分後にはサイレンの音が近づいてきた。
救急隊が到着。

隊員様の素早い対応。
私たちは指示に合わせる。
隊員様が「思っていたほどの状態ではないですね」と。
少し安堵を与えてもらった。
新人の隊員様がいたようでベテラン隊員様が指示を出す。
新人隊員様がすぐに対応をする。
私は救急車内で情報提供をする。

「S病院へ搬送します!」

距離のある病院だったが直ぐに到着。

待合室で待つ。
慌てない慌てない。
静かに時が過ぎるのを待つ。

医師様に呼ばれた。
丁寧な説明で、原因も判明。
緊急手術が行われた。

手術も終わり病棟へ移動。
ご家族様に状況報告をするため電話をするも
この瞬間、ドッと疲れが出てきてしまい
言葉がうまく出てこなくなってしまった。

「終わった…」

施設に戻ると23時を過ぎていた。
対応内容を記録するためデスクに向かう。
荷物を置いた時だった。

デスクに何かが置いてある

1枚の付箋だった。

私たちはご入居者様の安心・安全・健康を守るために
高齢者介護という仕事をしています。

「誰かのために何とかしてあげたい」
この気持ちは体を突き動かします。

その想いは皆一緒。

慌てないことで素早い対応ができていたことを
この付箋で知りました。
「少し成長したのかな?」
職員さんに教えてもらいました。
不思議ですね、
疲れが少し取れてしまいました。

迅速な報告とチームプレイをしてくれた職員さん
判断をしてくださったご家族様
適格かつ迅速な対応をしてくださった隊員様
救急車を避けてくださった運転中の皆様
病院で説明をしてくださった事務員様、看護師様
緊急手術をしてくださった医師様
施設まで送ってくれたタクシーの運転手様

0時、帰宅するとキッチンに夕飯が置いてあった。
張り紙には妻の字で温め方が書かれていた。

人は人に支えられて生きている。
あの日、支えてくれた方々本当にありがとう。

数日後、ご入居者様が無事帰ってこれることが決まりました。

当施設は多くの方々の支えを受けて
昨日も、今日も、明日も、ご入居者様を支えております。

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