『気付き』
2024年2月29日
いつもそんぽの家川西鶴之荘のホームだよりをご覧いただきありがとうございます♬
朝出勤すると、とあるスタッフが入浴時間前に何やら作業をされていました。
『いつもは時間が無くて隅々まで掃除がしたくても出来ない』とKさん。
業務の空き時間を使って他のスタッフが気付かない浴室の隅々まで磨いてくれていました❢
昨年の10月より取り組みが開始された『未来の介護』
本来は【ご利用者様への提供するサービス品質の向上と職員の業務負担軽減を
両立する介護】と定められていますが、未来の介護の取り組みの中には
専門技術を要した介護士にしかできない業務である『直接介護』と
掃除や食事準備などを含む専門技術を要さない『間接業務』
2つの枠組みがあります。
従来は1人の職員がこの2つを担っていましたが
業務改善の観点より『直接業務』『間接業務』を分ける事で
これまでは時間がなかったり業務に追われる事により
実現が困難であったご入居者様の『やりたい事』の実現や
職員の自己研鑽、ご入居者様との日々の関わりを
より充実させる事ができるようになりました。
Kさんは以前よりご入居者様が過ごしやすいと思える環境づくりや
生活の質向上への働きかけもされており、その中で
『接遇』に着目し今回浴室の清掃をいつも以上に念入りにされたとの事。
『接遇』と聞くと言葉使いや接し方を主に想像する方も多いと思いますが、
共用部が綺麗だったり、整理整頓が日頃からされているホームは
一目見ただけでも『気持ちが良い』印象を受けますよね。
これを僕は『見えない接遇』と勝手に呼んでいます。(笑)
当ホームには『見えない接遇』に気が付ける素敵な職員がたくさんいますよ❢
ケアスタッフ 松浦陸馬
