～医療連携 ～
2024年3月30日
車いすに座りコーヒーとパンを片手に手を振って下さっているのはT様です。
実は約2ケ月前まで、ベットから起き上がる事やトイレへ行かれる事も
お一人では難しくなっておられたの方でした。
施設スタッフとして出来る事が他にないのか?
一体T様にとってどのような関わり方が適切なのか?
必要な援助を拒まれる事なく行う為にはどうしたらよいのか?
いろいろな事を考えていくなか、
『ケア力(りょく)』だけでは難しい事も実感し、ご家族様ともご相談の上
医療面からの介入を新しく試みています。
具体的には内服薬の見直しがメインですが、
ただ投薬を変更するだけではなく、体内の栄養バランスなども診て頂き
薬もかなり精査して頂きました。
約2ケ月が経過したT様です★
なんとご自身でお部屋から出て廊下のソファーに座られるまで変化がみられます。
また環境面の変更も行う事で、トイレの場所が分かりやすく行きやすくなられた様で
再びご自身でトイレへ!!
ケアと医療とがうまく連携出来る事で、T様の様に生活がこんなにも変化する事を実感しています。
施設スタッフも娘様も驚きと喜びとが止まりません ( *´艸`)
訪問しご挨拶をさせて頂くと
『おはよう!』と元気な声で返して下さいます。
そんな元気な声がいつまでも聞けます様に★
これからも医療との連携を大切にしていきたいです。
