介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)SOMPOケア ラヴィーレ衣笠山公園ホームだより

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ホームの日常

ご家族様からのエピソード①

2020年11月7日

いつもホーム便りを見ていただきありがとうございます。

SOMPOケア ラヴィーレ衣笠山公園 ホーム長の髙橋です。

本日はご家族様とお話している際に伺った、素敵なお話をご紹介させていただきます。

衣笠山公園の地下1階【正面玄関のある階です】のエレベーター前には
とても大きな油絵が飾ってあります。

こちらは、ご入居されている方から寄贈していただいた大切な絵です。

ホームには奥様がご入居されており、ご主人がご面会に来てくださっております。
とても仲の良いご夫婦でコロナが無かったら、もっとたくさんご面会したいと仰せですが
何時もホームの事を考えてくださり回数を控えてくださっておられます。
その分ご来訪されたときには、沢山のお話しをしてくださり有難い限りです。

奥様は油絵を以前から描かれており、作品展などにも多数出品されていたそうです。

ある時、ご主人のもとに兵庫県兵庫警察署から手紙が届いたそうです・・・。
「警察署から・・・?」

手紙と一緒に以前奥様が描かれたと思われる油絵が写真に写っています。

『兵庫警察署は平成7年に阪神淡路大震災で倒壊してしまい、平成9年に再建された
 警察署で・・・』と手紙は続きます。

『署の正面玄関左手にひと際存在感のある油絵が飾ってあります。』
『油絵には作品名【夕色】と作者名が書かれており、再建時どのような経緯で
 この絵が当署に来たものなのか知る者が残っておりません・・・』

『兵庫警察署でも署に来た経緯、どこの風景なのかなど作品のエピソードを知りたく・・・』
色々と調べられて手紙が届いたようです。

「警察って何でも調べられてすごいな・・・。」
と改めて感じました。


平成2年ごろ、ご夫婦で神戸を訪れた際に、3日ほどかけて10枚ほどスケッチを
描かれており、そのうちの1枚のようです。

以前ご主人の勤められていた会社に奥様の絵を寄贈したことがあり
寄贈先は会社に一任していたようです。

兵庫警察署でも大切にされている絵は、多くの方がこの絵を鑑賞されおり
30年ほど経ってからもこんなに素敵な手紙が届くって素晴らしいなと感動しました。
奥様は手紙をご覧になり優しく微笑んでいらっしゃいました。

いつまでも素敵なご夫婦でいらしてくださいませ。

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