お薬介助
2022年4月18日
SOMPOケアラヴィーレ東大和のホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
生活相談員の磯野です。
高齢者になると、複数のお薬を内服されている事が多いです。
一般的に、医療機関で処方される→薬局で受け取る→各家庭で管理する事になると思います。
介護付き有料老人ホーム(特定施設入居者生活介護)は、法律上は「居宅(自宅)」と同じ扱いになります。
配置基準で看護師の人数や介護職員に人数は決まっていますが、考え方は「在宅介護」の一部になります。
多くの方が通院に不便・不自由を感じるために往診医を付けます。
ただ、往診医が付いただけでは処方箋が切られるだけでお薬は取りにいかなければなりません。
そこで、薬局とお薬の管理契約を結んでもらうと往診時に薬剤師が同席して飲み合わせやアレルギーなど確認してから処方されます。
また、介護職員は「一包化」された薬しか介助できないので、複数の医療機関から処方されたお薬も一包化して介護職員が提供できるようにしてくれます。
イラストにあるようなシートからお薬を出して提供する事が、薬事上は認められていませんので契約されていない場合は薬局に行って一包化する必要があります。
薬局との契約は必須ではありませんが、専門的な内容をご家族様が判断するのが難しい時などを考えると必要かと思います。
