アルツハイマー型認知症
2021年12月17日
SOMPOケア ラヴィーレ東大和の「ホームだより」をご覧いただき、ありがとうございます。
生活相談員の磯野です。
一般的に「認知症」という場合は、アルツハイマー型認知症を指します。
簡単に言うと「脳が委縮する事で記憶障がいをはじめとする症状で日常生活に支障が生じる」病気です。
彼に伴って生じる「物忘れ」とは、基本的に違います。
例えば、「昨日の夕食」ついて何を食べたか思い出せないのは「物忘れ」ですが、認知症の場合は「食べた事自体」を思い出せません。
また、大切なものをしまった時に「どこにしまったか」わからないのは「物忘れ」ですが、「しまったこと自体」を忘れてしまいます。
自身の記憶にない事で「誰かにされた」と被害的な感情になる事が多く「物とられ妄想」につながる事もあります。
加齢に伴う物忘れは自覚する事が多い反面、認知症に関しては忘れた事のエピソード自体を忘れる事もあり自覚が薄いことが多くみられます。
