暦・論語
2023年5月22日
本日の十干十二支は、庚辰(かのえ たつ)
六曜は赤口、旧暦の4月3日
24節気は小満、72候は蚕起食桑(かいこ おきて くわを はむ)第22候
昨日広島でのG7サミットが終了しました。
岸田首相は、G7首脳に続いて、八つの招待国首脳らと広島平和記念資料館を訪問
G7として初めて、核軍縮・不拡散に焦点を当てた個別声明もまとめました
今ロシアと戦争している中、ゼレンスキー大統領も来日し、広島平和記念資料館を訪問
視察されたすべての人が、戦争で核を使ったらどうなるかを目の当たりにしたことでしょう
大変意義のある事だったと思います
核保有国には、きちんと考えて欲しいものです
皆さん、大きく頷いて聴いておられます
本日の章句、まずは音読です
本日は、孔子門人の「原思」と「子貢」とのやりとりについての章句
孔子の死後、原思は沼沢地に隠れ住んでいたところ
子貢が衛の宰相になって、原思を尋ね
みすぼらしい姿の原思を軽蔑したように、「病気ですか」と問うたところ
「財がないのを貧と言い、道を学んで行う能わざるものを病と言うと私は師から聞いています
私は貧であるが病ではない」と答えたそうです
子貢はこの言動を恥じ、終生この発言を恥じたとあります
人の上に立つ人は、人を見た目で判断することなく
真の姿を見極めることができるようにならなければ、ということでしょう
子貢が、自分の発言を反省したことには、意義があります
「非を認める」ということは役職がつけばつくほど難しいことですが
終生恥じたとあります
私たちも生活する中で、間違いに気づき、反省し修正できるような
心に余裕のある生活を心がけたいものです
次回の更新をお楽しみに・・・
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