旅介オンラインツアー富岡製糸場
2022年6月22日
本日のオンラインツアーは、世界遺産「富岡製糸場」から
レッツ旅介!
富岡製糸場は2014年、世界遺産に登録されました
明治維新後、富国強兵を目指した政府
日本の近代化を支える官営工場として
1872年に操業を開始し、途中民間に経営が移り1987年まで操業
115年の長きに亘り稼働してきました
初代の場長は尾高惇忠、渋沢栄一とは従兄弟であり義理の兄にあたります
「近代日本資本主義の父」と呼ばれた渋沢も、設立に大きく貢献しています
稼働をストップしてからも、最後のオーナーであった片倉工業は
これまでの歴史や、情熱を紡いでいきたいという思いから
建物や機械のひとつひとつを、18年間、手をかけて守り続け
しっかりと管理し保存
今後も株主優待制度を活用した寄付等を通じて
保全活動などの支援に取り組んでいくそう
素晴らしい会社が最後のオーナーだったということでしょうか
また特筆すべきは、女性をおもな働き手として、女性の社会進出を促したことに加え
現在の働き方改革に見られるような、革新的システムをつくり出した点
女性労働者「工女」は、きちんと管理された勤務体制と
診療所を備えた手厚い福利厚生の環境で最新技術を覚えました
帰郷後は技術を教授する役割を担ったといいます
何とも素晴らしい!
体操タイム
リラックスし、深呼吸・・・
お蚕様
触った時のヒンヤリ感
桑の葉を食べる音
身近に見たことある方は、そんな思い出があるようです
置繭所の内部
104mの置繭所
電気が入ったのは大正時代になってから、それまでは自然光のみだったそう
そのため建物には窓も多く、風の流れも調整できるような仕様になっているのだとか
本日の1時間は大変勉強になりました
そしてまたもっと知りたくなりました
