お食事中の姿勢
2022年7月10日
お食事中に姿勢が右に傾くことが多くなってきたA様。
もともと腰痛がある上に、車いすでの生活が長くなり姿勢を保つための筋肉の量が少なくなってこられたようです。
「ずっと座ってるとだんだん痛くなるけど、もう一人じゃ立たれへんからな」「ご飯食べるの遅いしな、仕方ないかな」とご本人様はおっしゃっています。
このままではご本人様も召し上がりにくいですし、誤嚥が心配です。
医師や看護師と相談して腰痛の緩和、理学療法士に依頼して筋力を保つための生活リハビリの導入、
そして介護職員はご様子の観察や痛みの度合いなど、お声掛けを細かく行います。
そのなかでも簡単で即効果があるのがお食事前の「バンザイ」です。
看護師さんおススメ!手は完全に真上に上がらなくてもいいそうです。
「こんなんでいいんやな、簡単や」「真っすぐになると食べやすいし、腰がスッと伸びて気持ちええな」とご本人様もニッコリ♪
私も一緒にやってみましたが、背筋は伸びるし肩回りが動かしやすくなるし、なかなかいい感じです!
これからもご本人様が安楽にお過ごしになれるよう、お手伝いしてまいります!
担当 坂野
