介護付きホームとは？
2021年6月24日
今回、一般社団法人 全国介護付きホーム協会のニュースレターに分かりやすい冊子がついていたのでシェア致します。
介護付きホームとは、介護保険法の特定施設入居者生活介護の指定を受けた有料老人ホームなどの高齢者受け住まいのことを言います。
この「特定施設入居者生活介護」という言葉がわかりにくいので、厚生労働省や同法人は、「介護付きホーム」と呼ぶことにしました。
現在、法人の会長に当社の社長である遠藤健が就任しております。
ホームは、「自宅(在宅)と同じ生活の場」と位置付けられています。
介護保険を使いながらご利用者の皆さまが各種サービスを受けられる高齢者のお住まいです。
ホームにお住まいになってから、どのような人生を送りたいのか、
どのような希望をお持ちなのか、その大切な思いを受け止めながら、生活の場で実現できるよう私たちがお手伝いをさせて頂きます。
介護付きホームが提供するサービスは以下のとおりです。
(包括的な介護サービスが用意されている)
・介護予防
・重度化防止
・レクリエーション
・食事提供
・生活相談
・状況把握
・ケアプラン
・掃除・洗濯
・緊急対応
・機能訓練
・身体介護
・認知症ケア
・健康管理
・医療的ケア
・看取りケア
・協力医療機関との連携 など
介護付きホームは、民間サービス業中心のお住まいです。
・バラエティー豊かなサービス
・「ちょっと不安」要支援から要介護5まで
・原則 個室
・都市部で増加中(すぐ入所しやすい)
・職員の人員配置基準は、3:1以上(当社は、2.5:1以上で手厚く配置)
・特別養護老人ホームに比べると、自由度が高い
・短期利用サービスが利用できる(ショートステイとは制度上異なる為、公的補助は受けられない)
※費用面は、ホームの立地や職員の配置人数、サービスの有無により料金に幅があります。
特別養護老人ホームは、社会福祉法人中心の公的福祉施設です。
・公平・平等
・原則 要介護3以上限定
・相部屋が約半分
・都市部では待機待ち(すぐ入所できない)
・職員の人員配置基準は3:1
・ショートステイが利用できる
※費用面では、公的補助が多く受けられるため、比較的利用料金が安価です。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)や住宅型有料老人ホーム(住宅型)との違いは?
・介護サービスは、外部サービスから選択し、別契約が必要になります。
・介護保険の負担額は、ケアプランによって変動します。
・介護保険の限度額を超えたサービスが必要になった場合は、全額自己負担になることもあります。
介護付きホームでは、ホームスタッフのチームケアによる介護サービスを提供し、
最期までその人に寄り添い「終の棲家」を目指しています。
・ホームのスタッフが介護サービスを行います。
・ホームの看護職員が健康管理を行います。
・認知症になっても、重度になっても、最期まで支えることを目指します。
・介護保険の負担額は、介護度によって一定です。
介護施設によって、その特徴やサービス内容、費用が大きく異なります。
皆さまに必要なサービスや環境を考えた上で、ご検討いただければ幸いです。
いつでもお客さまの介護相談について承ります。(杉本)
