夢結のーと&人生会議の思い
2021年1月28日
ホームページをご覧の皆さまへ
皆さん、こんにちは!
今回は、「夢結のーと」と「人生会議」についてご紹介致します。
5年位前にアメリカから「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」という考え方が日本へ入ってきました。
これは何かと申しますと「もしもの時の為に自らが望む、人生の最終段階の医療、ケアについて前もって周囲の信頼する人たち、医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有すること」とあります。(人生会議・厚生労働省)
私たちSOMPOケアは、この考え方をもっと分かりやすく使いやすいものに
したいと思い、この度、「夢結のーと」と「人生会議」の冊子を作成しました。
私たちSOMPOケアが考えるACPとは、ただ単に終末期の希望を聞き取るだけのものではなく、
「自分(本人)の人生は自分で決めたい!」を実現する手段だと考えています。
さらに、私たち介護側の視点としては、「ご本人さまの長年培ってきた価値観、意向、人生の目標などを共有することで、ご本人様の世界(今までどのように生きてきて、これからどう生きたいのか)を理解し、本人に寄り添った介護サービスを提供できると考えます。ご本人さまを介護の対象者と見るのではなく、一人の人間として寄り添いたいと考えています。
このような思いから、私たちはご本人さまのことについて色々と知りたいと思っています。ご本人さまのことを理解することで望まれていることを察知したり、自己決定などを素早くサポートさせて頂きます。
SOMPOケアのホームに入居したら後は、どのように過ごしたいでしょうか?
私がまだ介護の仕事に就いて間もない頃、新潟・佐渡島出身の男性入居者がいらっしゃいました。
パチンコが好きで時々、スタッフ付き添いで近くのパチンコ店へ遊びに行ってました。
ある日、ご本人さまが「故郷の佐渡島に帰って、家族や親族に会いたい」と仰いました。
当時、担当していたケアマネジャーがその思いを知り、ご家族と相談した結果、1泊2日でしたが、佐渡島への里帰りを実現することが出来ました。親族が大勢集まり、ご飯を食べ、お酒を飲み、楽しいひと時を過ごしました。帰りは家族で記念写真を撮りとても大満足なお顔をされて横浜のホームに帰って来られました。私にとって印象深い思い出になりました。
介護の仕事は、ただ単に食事や入浴、認知症ケアなどを毎日するだけではなく、ご本人さまが望まれている事を実現するお手伝いをすることなのだと改めて実感しています。
小さいことから大きなことまで、よく話し合って皆で協力し合って達成できたらとても幸せなことだと考えています。お元気なうちに余生を思う存分楽しんでほしい、充実した毎日を過ごしてほしいと考えています。
スタッフには自分自身のことや両親、祖父母にこの冊子を使ってほしいと伝えています。
色々と考え、感じてほしいです。ホームの入居者さまにも活用して頂く予定です。
ご見学にお越し頂けたら、もっと詳しく紹介致します。(杉本)
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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