SOMPOケア ラヴィーレ草加
脳梗塞で左上下肢麻痺となったご入居者さまの生活リハビリに、さまざまな職種のスタッフが連携し、チームで取り組みました。「トイレで排泄したい」というご入居者さまの目標をかなえるため、週2回の作業療法士・理学療法士によるリハビリでは足りない部分を、日常の生活動作がリハビリになる生活リハビリで補う方法を考案。ホームスタッフが一丸となり、ご家族さまにもご協力いただきながら座位と立位の改善に取り組みました。
現場の取組み
2018年7月度
「トイレに行けることがとてもうれしい」とご入居者さま
SOMPOケア ラヴィーレ草加
脳梗塞で左上下肢麻痺となったご入居者さまの生活リハビリに、さまざまな職種のスタッフが連携し、チームで取り組みました。「トイレで排泄したい」というご入居者さまの目標をかなえるため、週2回の作業療法士・理学療法士によるリハビリでは足りない部分を、日常の生活動作がリハビリになる生活リハビリで補う方法を考案。ホームスタッフが一丸となり、ご家族さまにもご協力いただきながら座位と立位の改善に取り組みました。
改善前はベッド上での排泄でしたが、一人介助でのトイレ排泄が可能となり、ご入居者さまの希望を叶えることができました。さらに、入浴も機械浴から個浴へ変更することができ、ご入居者さまも喜んでくださっています。
ご入居者さまのことを、もっともっと理解したいです
SOMPOケア そんぽの家 生田
脳梗塞の影響で、急激に日常生活動作が困難になった短期利用のご入居者さま。当初は、コミュニケーションが困難で、ご家族さまからの情報も乏しい状況でしたが、ご入居者さまの「できること」に着目し、自立を支援。一つひとつの動作の改善を行っていきました。短期利用では、ご入居者さまの心身の状態把握が不十分であるため現状維持が精一杯になりがちですが、適切な関わりで、生活の質の向上につながりました。
コミュニケーションが全くとれない状況から、頷きや瞬きでの意思疎通ができることを発見。一つひとつご入居者さまの「できること」を増やし、座位への取り組み、趣味への参加ができるまでになりました。
事業所内で情報を共有しながら取り組みました
SOMPOケア 福井御幸 訪問介護
訪問介護をご利用の、41歳・女性の方の事例です。当初うつ病と診断されていましたが、ケアスタッフの気づきにより、担当者会議で支援方法の見直しを検討。担当ヘルパーと通院を促し、高次脳機能障害によるうつ症状という正しい診断を受けたことで、ご本人さまの前向きな変化につながりました。この事例では、事業所内で情報を共有することで客観的な視点を得ることができ、支援計画を早期に方向転換することができました。
ご利用者さまの苦手なことや不安なことをサポートしながら、心身の安定を維持して通院を促し、正しい診断へつなげることができました。無理なく家事に取り組み、ご家族さまと安定した生活ができるようになりました。
※この記事は2018年7月当時の記事となります。