会社の取組み

2019年11月度

SOMPOケアが目指す
“認知症に備える・なってもその人らしく生きられる社会”

SOMPOケアは、専門性のある認知症ケアに日々取り組んでいます。さらに、認知症への理解を社会に働きかける啓発イベントを、9月の世界アルツハイマー月間に実施しました。

9月12日の東京ドーム「日本ハムファイターズ VS 楽天イーグルス戦」

9月12日の東京ドーム「日本ハムファイターズ VS 楽天イーグルス戦」

世界アルツハイマー月間の取組み

「SOMPO認知症サポートデー」を開催!

 東京ドームと京セラドーム大阪で、来場者全員に、認知症啓発、支援活動のテーマカラーであるオレンジ色のフラッグを配布。球場をオレンジカラーに染めることで、認知症への理解を呼びかけました。

認知症をもっと身近に感じてほしい!

 埼玉県飯能市にあるメッツァビレッジで9月21日に開催したイベントでは、VR(バーチャルリアリティ)技術による認知症の体験会や、互助を支えるICTツールとして開発された「みまもりあいアプリ」を利用したゲームなどを実施。
 また、認知症の人もそうでない人も、リレーをしながらタスキをつなぎゴールを目指すイベント「RUN伴(ランとも)」に、今年も全国のSOMPOケア社員やご利用者さまが参加しました。

≪世界アルツハイマー月間とは≫
1994年に国際アルツハイマー病協会と世界保健機関(WHO)が共同で、認知症への理解をすすめ、本人や家族への施策の充実を目的に世界アルツハイマーデー(9月21日)を制定。9月を世界アルツハイマー月間として世界各国で啓発活動を行っています。

  • メッツァビレッジでは多様性をコンセプトに、年齢や障がいを越え翼を作り上げるワークショップも賑わいました。

    メッツァビレッジでは多様性をコンセプトに、年齢や障がいを越え翼を作り上げるワークショップも賑わいました。

  • RUN伴は、6月に北海道を出発し、10月にかけて九州のゴールを目指しました。

    RUN伴は、6月に北海道を出発し、10月にかけて九州のゴールを目指しました。

SOMPOケアが実践する認知症ケア

HECTヘクトアプローチとユマニチュード®の導入

 SOMPOケアでは、認知症になられた方もその人らしく生活ができるよう、専門的な認知症ケアを実践しています。代表的なものに、当社独自の「HECT(ヘクト)アプローチ」があります。これは、認知症の方が日常生活でうまくできないことや、強い不安など心理的な困りごとに対するアプローチ法です。
さらに、フランス発祥の認知症の方に対するコミュニケーション技法「ユマニチュード®」にも取り組んでいます。

  • ユマニチュードのコミュニケーション技法を実践する介護スタッフ。

    ユマニチュードのコミュニケーション技法を実践する介護スタッフ。

認知症の理解を深める取組み

「認知症なるほど! Book」を発行しました!

 子どもから大人まで正しく理解いただけるよう、認知症の方への接し方を当社のキャラクターが登場するマンガで表現しました。認知症の症状や早期発見のためのポイント、相談窓口の情報、認知機能の低下を簡単に確認できるチェック表なども、イラストやグラフを挿入してわかりやすく紹介。
 今後は、この冊子をSOMPOケアのホーム・事業所で開催する、認知症当事者の方やそのご家族、地域の方を対象とした“認知症カフェ”などで配布します。

  • 認知症なるほど! Book
認知症に関するご相談、お気軽にお問い合わせください。 認知症に関するご相談、お気軽にお問い合わせください。

※この記事は2019年11月当時の記事となります。

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