会社の取組み

2019年7月度

SOMPOケアは、「おいしく食べる」に挑戦し続けます!

SOMPOケアグループのSOMPOケアフーズでは、ご利用者さまにおいしく、食べやすく、栄養バランスのとれたお食事を楽しんでいただくために、さまざまな取組みをしています。

いつまでもおいしく
食べていただくための商品開発

 噛むこと・飲み込むことが困難な方に提供される介護食の主食は、お米でつくる全粥やミキサー粥が一般的。一方でご利用者さまの6割以上の方が朝食にパンをご希望されていました。

 そこで、パンの風味と栄養を損なわず、食べやすさを追求した「パン粥」を開発。パン粥は、ご利用者さまの食欲を促進させ、噛むこと・飲み込むことが困難な方でも口から召し上がれるようになったり、低栄養状態が一因である褥瘡(床ずれ)の改善につながったりして、大変好評です。また、噛むこと・飲み込むことに問題がない方にも、定期的な食事量や健康診断チェックを通じ、必要に応じて低栄養予防食品としてご利用いただいています。

 現在、パン粥を提供している介護付きホーム「SOMPOケア ラヴィーレ」に続き、今後は介護付きホーム「SOMPOケア そんぽの家」や在宅介護サービスのご利用者さまへの提供も検討していきます。

  • 「飲み込むことに問題がある人(嚥下困難者)向けの食品部門」で審査委員長賞を受賞
  • パン粥

    3月に開催された「第5回介護食品・スマイルケア食コンクール」にて、パン粥が「飲み込むことに問題がある人(嚥下困難者)向けの食品部門」で審査委員長賞を受賞。「おいしさ、そして少量で効率的に必要なエネルギーを摂取できること」が高く評価されました。

食事や栄養に関する総合機関
「SOMPOケア FOOD LAB」

 SOMPOケアでは、メニューの企画・開発から調理まで一貫して手がけています。ご利用者さまに喜んでいただける食事を追求するため、食事や栄養に関する総合機関「SOMPOケア FOOD LAB(フードラボ)」を昨年3月に設立。ご利用者さまの噛む力・飲み込む力に合わせたメニューの研究やスタッフの研修を行っています。

 また、ご利用者さまの年代の嗜好を考慮したもの、最近の話題の食材を取り入れたものなど、さまざまな工夫をこらしてオリジナルメニューも開発しています。健康で充実した毎日をお過ごしいただけるよう、SOMPOケアは、ご利用者さまの「おいしく食べる」に挑戦し続けていきます。

  • メニューの研究やスタッフの研修

    ご利用者さまからのアンケートや日々の介護現場からの要望を集約し、食事の改良や新規メニュー開発を行っています。

TOPIC

香港特別行政区行政長官が、
SOMPOケア ラヴィーレ羽田を視察

 香港特別行政区行政長官であるキャリー・ラム(林鄭月娥)氏が、4 月にSOMPOケア ラヴィーレ羽田を訪問され、SOMPOケアの笠井会長、遠藤社長と会見しました。香港は高齢化率が約17%で、これからも急速に高齢化が進むと予測されており、今後の高齢者福祉対策が急務です。ラム行政長官は、ホーム内のレストランや畳が敷かれた共有スペース、機械浴室など、ご入居者さまの生活支援に対する工夫、社員や地域の方々へ開放されたホーム併設の保育所の様子などを見学。「日本の高齢者向けサービスから香港が学ぶことは非常に多い」と、感想を述べられました。

  • SOMPOケア経営陣との会見の様子。

    SOMPOケア経営陣との会見の様子。

  • ラム行政長官(中央)を案内する春野ホーム長(右)。

    ラム行政長官(中央)を案内する春野ホーム長(右)。

※この記事は2019年7月当時の記事となります。

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