高齢者の所在不明について
2022年5月12日
SOMPOケアラヴィーレ東大和のホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
生活相談員の磯野です。
認知症の心配として、「所在不明」があります。
以前は「徘徊」と言われる事が多かったのですが、徘徊は目的もなく歩き回る事を指します。
認知症当事者は、「自宅へ帰る」「仕事に行く」といった目的を持って歩かれているので言葉の意味と異なります。
「何らかの目的」を持って外出した所、記憶障がいにより目的地に行きつけない状態になります。
記憶の障がいにより数分前の事がわからなくなる(忘れる)他に、過去の記憶も思い出せなくなります。
その為、「記憶をたどっている」はずの「記憶」が数年前の記憶で、現状の道と異なっている事が想像されます。
また、今いる場所の認識がずれている(生活している家ではなく生まれた家だと思っている等)場合、認識しているものと風景がずれるのでどちらに向かって良いかわからなくなります。
それでも、認知症の記憶障がいからくる焦燥感はとても強くやみくもに歩みを進めてしまいます。
所在不明時には、警察へ捜索願を提出する事が一般的になります。
その際に、探す人物に関しての情報(写真・服装・家族構成・よく行く場所等)をできるだけ多く提供する事が発見の近道になります。
そのほかにGPS発信機を衣類や靴につけたり、衣類や持ち物に個人の特定ができる情報を付ける等があります。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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