ACP~どのように生きるか~
2022年4月6日
SOMPOケアラヴィーレ東大和のホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
生活相談員の磯野です。
人が生きていると必ず「終わり」の時を迎えます。
エンディングノートという言葉は、だいぶ認知されてくるようになったと思います。
SOMPOケア でも「夢結いノート」というエンディングノートがあります。
ただ、一般的にエンディングノートの使い方が延命治療の確認で止まっているような感じがあります。
「夢結いノート」は、延命治療の事や残された家族へ伝えておくこと等も記載しますが「生活歴」や「どのように生きたいか」を大切にしています。
厚生労働省が進めている「アドバンスド・ケア・プランニング(ACP)」に沿ったものになります。
日本語には「闘病」という言葉があるように医療機関で最後まで病気・老いに抗う方もいると思います。
半面、受け入れて残された時間を自分らしい活動に充てる方もいると思います。
ACPでは、その方の生活歴や考え方からご本人らしい人生を送る事も目的にしています。
特に「医療では改善の余地が無くなった」状態では、「人生の終わり方」を自分で決められる事は周囲の家族への負担も軽減する事にもつながります。
延命処置を始める事は簡単ですが、延命処置をやめる事は命を終える事になり判断つかない事がほとんどです。
「夢結いノート」は、人生の終わりがある事を前提にしてその方らしさを記入してどのように終わりを迎えるかの方向性を探すものかと思います。
また、その時々で考え方は変わるのが普通です。
その都度、書き換えていける余裕が必要です。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
その他のサービスについて閉じる