A様の場合
2021年11月2日
ラヴィーレ東大和のホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
生活相談員の磯野と申します。
今回は、数か月にご入居された方を紹介したいと思います。
昭和一桁生まれの男性で、骨折・入院を契機にご入居されました。
下記は、聞き取りをして起こした文章になります。
「骨折・入院を契機に自宅での独居は難しいと思い入居しました。
元々、娘の嫁ぎ先で入居していた方がいて、以前からいつかは入居しようと考えていました。
病院では4人部屋でしたので声が大きい人がいたりして、早く退院したかったです。
入居時は、介護保険を使って生活する事から自分で歩ける様な生活はあきらめていました。
全てお世話になって、自分でできる事はないと思っていました。
入居時に「自分でできる事はないので、お願いします」と伝えるつもりでした。
でも、「自分でできる事は自分でやってみましょう」と言われてびっくりしました。
今まではベッド上でおむつ交換の生活だったのに「トイレまで伝い歩きできるか試しましょう」と言われたり「車いすからベッドに移る時の練習をしましょう」とも言われました。
今では、自分のリズムで一人でトイレに行くこともできるし部屋で自分の仕事もできます。
まだ入居して数か月ですが、ダイニング(食堂)への移動は車いすですが一人で行ってます。
今は、シルバーカーを使って廊下を歩く練習をしています。
今の目標は、シルバーカーではなく「杖」を使ってダイニングに行く事です。
廊下の手すりも使わないで、自立して歩ける様に頑張っています」
退院時の病院からの情報では、リハビリ室では10m程平行棒を利用して歩行できており車いすも使えるという事でした。
リハビリ室でのリハビリは、日常生活の状況と違う為に日常生活での機能とは直接的に結びつきません。
ホームでは、日常生活で使用する機能を繰り返し行う「生活リハビリ」を行います。
仮に寝たきりの状態だと1日に3%筋力が落ちると言われています。
10日で3割の筋力低下になる事を考えると、短時間・低加重でも毎日行う事が大切です。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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