サービス付き高齢者向け住宅
2021年9月11日
ラヴィーレ東大和のホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
生活相談員の磯野と申します。
今回は「サービス付き高齢者向け住宅」についてです。
建物上は、バリアフリーになっているなど「介護付き有料老人ホーム」と大きな違いはありません。
大きく違うのは、介護保険の使い方です。
「介護付き有料老人ホーム」では、建物で雇用しているケアマネ・職員が日常の生活を支えます。
「サービス付き高齢者向け住宅」では、原則的に建物外のケアマネ・職員が生活を支えます。
原則的にというのは、「併設」の形で建物内にケアマネ・職員がいる事もあるためです。
ただ、基本的には訪問介護の形式となります。
訪問介護が前提なので、ご自宅で気心が知れたケアマネやヘルパーを継続して利用したりデイサービスを介護保険で利用したりすることができます。
「サービス」と言う点がわかりにくい部分ですが、例えばナースコールが押されたときは建物で雇用している職員が対応して介護事業所や往診医へ連絡するなどの対応をします。
建物に訪問事業所が併設されている場合、対応時間が早くなる利点もあります。
「介護付き有料老人ホーム」は、「特定施設入居者生活介護」と介護保険では分類され「介護保険を全額頂く代わりに臨時で発生した介護などで費用は発生しない」点が特徴です。
「サービス付き高齢者向け住宅」は、訪問介護でご自宅にいるのと同じ対応になりますので「臨時で発生した介護などの費用は別で発生し限度量を超えた部分は実費負担」になります。
「サービス付き高齢者向け住宅」の管轄が国都交通省で「住宅」が前提であるのに対し、「介護付き有料老人ホーム」は厚生労働省が管轄となります。
自立の方やご自身でできる事が多い方(介護度が低い方)などは、「住宅」である事から自由度が高く束縛感が少なく食事なども自由な事が多いです。
「介護付き有料老人ホーム」では介護量に関わらず介護報酬を全額ホームへ支払うことになります。
「サービス付き高齢者向け住宅」では、介護保険の利用が少ない場合には利用した介護量での支払いとなります。
ご自宅でのお看取りができるように、「サービス付き高齢者向け住宅」でも要介護度5になっても生活の継続はできますしお看取りも可能です。
また、「サービス付き高齢者向け住宅」の中には「特定施設入居者生活介護」の認定を受けている場合もあります。
次回は、「有料老人ホーム」の種類についてお知らせしたいと思います。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
その他のサービスについて閉じる