香りと記憶
2022年6月10日
SOMPOケアラヴィーレ東大和のホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
生活相談員の磯野です。
認知症予防学会の理事長をされている浦上教授(鳥取医科大学)は、アロマテラピーを活用した研究で知られています。
香りに関与する「嗅神経」は記憶を司る「海馬」近くにある事で、香りと記憶に強い関連性があるとされています。
香りをきっかけに昔の事を思い出したことがある方は多いのではないでしょうか。
現在の認知症治療薬は、脳の機能を活性化する事で認知機能を向上させる傾向になります。
アロマテラピーを利用した認知症予防は、日中は柑橘系の活動的にする香りを用い夕方からはラベンダーなどリラックス効果がある香りを用います。
一般的に認知症と呼ばれる場合は、アルツハイマー型認知症を指します。
中心症状である認知機能低下には、活性化させる事は良い効果を期待できます。
ただ、BPSD(周辺症状)として現れる陽性症状(物とられ妄想や暴言など)に対しては症状を悪化させる事もあります。
アロマテラピーを利用する場合、その時の状態で香りを変える事で対応できます。
また、薬ではないので劇的な効果は期待できませんが、緩やかな効果が期待できます。
アロマキャンドルを私用したりペンダントを使ったりといった幅広い方法があるのも特徴です。
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四季折々の武蔵野の自然を感じながら
開放感あふれるホームで 心ゆたかな日々を…
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