前頭葉側頭葉型認知症
2022年3月12日
SOMPOケア ラヴィーレ東大和のホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
生活相談員の磯野です。
前頭葉側頭葉型認知症は、アルツハイマー型認知症は海馬が中心に障害されるのと違い脳の前側(前頭葉)や横(側頭葉)が障害されることで発症します。
脳は障害されることで症状も違ってきます。
右側頭葉が障害されると知り合いの顔を見ても判別しにくくなります。
左側頭葉が障害されると言葉の意味が分かりにくくなります。
前頭葉を障害されるといろいろな刺激に対して欲求を抑えるのがむつかしくなります。
また、共通する症状として甘いものを過剰に好きになることが多く、毎日同じものを食べたりあるだけ食べたりします。
50～60代に発症することが多く、難病指定となっています。
時間にこだわりがあったり同じ行動を繰り返す傾向があるので、毎日の日課を決めてデイサービスを利用するなどが介護負担えお減らす方法となります。
ただ、あるだけ食べたり食べ物ではない物を食べたりするので、甘い物を買いすぎたり洗剤などの管理は必要です。
病気の原因はアルツハイマー型認知症と同じだと考えられていますので、次第に症状もアルツハイマー型認知症に近づいていくようです。
