アルツハイマー型認知症の短期記憶障がい⑤
2022年2月2日
SOMPOケアラヴィーレ東大和のホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
生活相談員の磯野です。
アルツハイマー型認知症に「介護拒否」が見られることがあります。
挿絵の場合、見た限りご自分で食べられる様に見えるのですが食事介助しているので自尊心を傷つけられたと感じているのかもしれません。
アルツハイマー型認知症の場合、障がいの自覚が薄いので「自分でできる」と思っている方も多い事があります。
食事をした事自体を忘れる事もあるので、実は食事の前に何か食べていてお腹が一杯なのかもしれません。
食事介助をしている人を別の「悪感情を抱いている人」と認知しているかもしれません。
また、症状が進むと「食べ物を食べ物と認知する事が出来なくなる」こともあります。
比較的、「入浴拒否」を訴える事は多くあります。
暑さ寒さが感じにくくなっており、汗もかきにくくなっている事もあり不快感も感じにくいと思われます。
入浴と排泄はプライベート空間の侵害なので許容しにくいと思います。
障がいの自覚が薄い為、快く受け入れるのは難しいとは感じます。
症状が進むと「お風呂」という意味が分からない事から、何をされるかわからない恐怖につながる事もあります。
訳も分からず服を脱がされるとしたら、恐怖を感じるのも当然かと思います。
「りんごかもしれない」という絵本があります。
りんごを見た少年が、実はりんごではなく〇〇かもしれないといろいろと想像する話しだったと思います。
当たり前に「リンゴ=たべもの」と認知して触ってみたら「食品サンプル」だったら驚きますよね。
認知症は、頭にあるものと実際のものの認知にズレが生じます。
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