アルツハイマー型認知症の症状
2021年12月20日
SOMPOケア ラヴィーレ東大和のホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
生活相談員の磯野です。
アルツハイマー型認知症の症状は、大きく分けると「中核症状」と「周辺症状」があります。
中核症状は、中核になる症状で認知症による症状です。
周辺症状は、中核症状による精神的な変化から生じる副次的な症状です。
例えば、記憶障がいは中核症状ですが、記憶が残らない事から不安や焦燥といった精神症状が発生し多動や帰宅願望といった周辺症状が起こります。
「夕暮れ症候群」と言われる、黄昏時になると精神的に落ち着かない様子になります。
また、記憶のなかでも「輝いていた時期」は印象深く刻まれているので記憶障がいが起きても消える事は少なく記憶の中心となります。
その為、「仕事で活躍していた」時や「子育てなどで充実していた」時の記憶を思い起こす方が多いです。
「仕事に行く」や「家事・買い物をする」といった目的がある事がほとんどです。
多くの場合、「記憶障がいの自覚」がない事からご本人はいたって本気で訴えます。
ただ、記憶に関する事も含めて一日の内で状態が大きく変化する為に普通にお話をしてご理解頂く事も可能な場合があります。
基本的には、中核症状である記憶障がいから来る不安などの精神症状が周辺症状を引き起こします。
介護拒否も「誰に」「何を」されるのかの認知が正しく働いていないために起こります。
入浴拒否も「服を脱がされたら何されるわからない」恐怖が発端になる事が多いので事前に説明する事が予防策になる事があります。
記憶障がいも場合によって「目を閉じて明けるまでが、一瞬なのか数時間経過したのかわからない」という場合もあります。
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