感染症に備えて 研修会の実施
2017年11月8日
秋から本格的な冬に向かうこの季節、私たち高齢者向け施設が注意しなければならないのは、
「インフルエンザ」「ノロウィルス」などの感染症予防です。
大勢の方が暮らす施設では、一つの感染が10にも100にも広がってしまう可能性があります。
11月8日にエリアを統括するSV(スーパーバイザー)主催で、SOMPOケア ラヴィーレ二子玉川、
SOMPOケア ラヴィーレ成城南の2ホーム合同で研修会が開かれました。
その模様を少しですが紹介させていただきます。
総勢20名、介護スタッフのみならず看護スタッフも参加しました。
まずは座学からスタートです。
・ノロウィルスは「2枚貝」に潜む、ゆえ「高齢者施設で働く人はそれを生で食さないのは常識」。
・吐瀉物などが乾燥するさらにノロウィルスが増殖してしまう。
メモを取る手も真剣です!
この写真は「ノロウィルス」に起因し嘔吐してしまった場合、吐瀉物がどこまで広がってしまうか?を再現したものです。
想像以上に広がり、広がった先のたった1点でも拭き残されたら、そこが乾燥⇒ウィルスの飛散をまねく事に…恐ろしいです。
実地訓練開始です。
椅子に座った状態での嘔吐を再現、その対処の訓練を行いました。
オレンジ色が吐瀉物です。
椅子の足元にも広がっています。
そこまでしっかり拭きとれるか?
バケツの中は0.1%次亜塩素酸ナトリウム水溶液です。
予め備えてある感染症対策キット(後述)には、バケツと塩素系漂白剤もセットされ、
直ぐにこの水溶液が作れるようになっています。
吐瀉物を新聞紙で覆い、その上から掛けます。ノロウィルスを不活化させます。
新聞紙は外側から内側へ、円をどんどん小さくするように集めて行きます。
廻りへの拭き残しがないか?注意が必要です。
判別しにくいですが、椅子の脚の斜め上にオレンジの点が残っています。
拭き残し⇒乾燥⇒飛散⇒感染という連鎖を引き起こしてしまいます。良かったです、訓練中で。
手袋や使い捨てガウン、マスクなどを用意してある「感染症対策キット」。
対応後はしっかり中身を再セットして常備させました。
反省会では質問も多く飛びました。特にこの様な場所、ダイニングで嘔吐があった場合、
近くにお座りのご入居者さま対応はどうすべきか?など。
どこの施設・ホームでも感染症は気を付けているはずです。
しかしながら今回この様に訓練を行う事で、初動が早くなり、
その対応、細かな所まで清掃するなど、質が少しでも上がるであろうと確信しました。
「福祉に携わる者として当たり前のことを当たり前に行っていきたいと思います」
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
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その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
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