住宅型有料老人ホームSOMPOケア そんぽの家 布施ホームだより

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保護猫モモ物語 1話

2020年6月29日

そんぽの家布施の仲間にモモちゃんと言う保護猫が居たことをお話したいと思います。

あらすじ
事故に遭い不自由な体(全身麻痺)になりました。
事故当初、獣医さんから受けた説明は絶望的な内容でした。
「改善は望めないと思いますがこの子は介護をしてもらえれば生きていけます。」
との診断結果だったのです。
ところが!!
それから施設で約2年、元の生活を取り戻し今は自由に暮らしています。
では
どのように完全復活!!できたのか??
物語の始まりです。

出会いは2年前の今日
2018年6月29日(金)この日は朝から霧雨が降る蒸し暑い日でした。
玄関の庭に全く動くことが出来ない猫が布を被せられ放置されていたのです。
顔を見て「お前か!なんで!!どうした!?」と声をかけてしましました。(>_<)
近隣の野良で顔見知りの猫だったからです。「ハアー(怒)」と威嚇しますが
敷地内で1ミリも動けない状態だったため一旦保護しました。
外傷は口元に傷があるだけでしたが動くのは顔のみ
すぐ近隣の動物病院に連絡し状況を説明しましたが
「車かバイクに跳ねられたんでしょう。もって3日それ以上生きれない。」
との返答でした。短い命その間、保護することにしました。
何かあってはいけないので施設の一角に隔離し様子を見ました。
しかしなんと
3日食べ物はもちろん水も上手く飲むことが出来ない状態でしたが
全く衰弱する様子がありませんでした。


その後
すぐ病院で診てもらい必要な検査を受けました。
感染症その他の検査は問題なし
「麻痺の原因は事故によるもので跳ねられた時、神経を損傷したと思われる。
MRIを撮れば詳しく分かるが治療は出来ない可能性が高いです。
ただ介護してもらえればこの子は生きていけます。」との説明。
一番最初に出た言葉は「良かった。」でしたが
内心は複雑な心境でした。(-_-;)
頭の中ではさあーこれからどうしたらいいのか??・・・
帰り、獣医さんからミキサー食や水分をうまく摂取できるスポイトを頂き
お陰で上手に食事介助ができるようになり
なんと!!
保護して1週間後の朝には首が動くようになりました。
驚きと感動で涙が(嬉)
食事もミキサー食からドライフードを自己摂取できるようになりました!!

しかし
心の傷もとても深く人間を受け入れてくれません。
モモちゃんは桜耳でした。
桜耳とは去勢手術済みの印です。
動物好きの職員さんが
「この子にしたら人間に捕まってお腹を切られ解放されたとはいえ
きっと何日も痛い思いをして回復したら又今度は車に跳ねられて
体が動かなくなったんだからそりゃあ人間嫌いになりますよね」
(-_-;)
重度の人間嫌いなため引き続き隔離し引受先探しも続けましたが
猫は特に待ちが多く簡単ではないことが分かりました。
ただ
介護に関してはお世話してみると幸か不幸か麻痺があるため
スムーズに介助ができ手もかかりませんでした。
最初に想像していたような大変さはなく、これなら里親も見つかる!!
と明るい一筋の希望が見えてきました。(^o^)
                       
                  

                      次回へつづく










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