職員の自己紹介
2022年8月19日
皆様こんにちは
私はSOMPOケア そんぽの家S上野毛駅前(サービス付き高齢者向け住宅)に勤めさせていただいている職員の者です。
こちらのホームページをご覧戴いている皆様にそんぽの家S上野毛駅前の事を少しでも知っていただき、ご興味が湧きましたらぜひ当ホームへの見学など考えていただけたら幸いでございます。
本日はそんぽの家S上野毛駅前で働く職員(この記事を書いている者)の自己紹介をさせていただこうと思っております、どうぞよろしくお願いいたします。
先だっては私が当ホームでご利用者様のお世話をさせていただいている中で大切にしている事を綴らせていただきます。
まず一つ目はご利用者様が日常生活において困難な事又は出来ない事を支援し、ご利用者様ご自身で出来る事はしっかりとしていただく「自立支援」という考え方を大切にしています。ご利用者様が本来一人で出来る事までお手伝いしてしまうとご利用者様の物事に対する意欲を削いだり、以前出来ていたことが出来なくなってしまう等の悪い結果に繋がる可能性がとても高いのです。我々はご利用者様の意思を尊重し、意欲を高め当ホームでの生活を楽しくおくって下さることを目標にしております。
二つ目はご利用者様に対する「接遇」です。ヘルパーの中にはご利用者様と仲良くなるにつれて言葉遣いが友達と話しているかのような喋り方をする方がいらっしゃいますが、それは大変失礼にあたります。ご利用者様方は私たちが生まれる前から日本という国を支えてこられた方々であり人生の先輩にあたります。我々は常に尊敬の念をもってご利用者様を敬っていかなければならないと考えております。
そして三つ目はご利用者様の不安を取り除き「安心と安全」をお届けするという事です。おそらくではありますが誰でも心が一番休まる場所は?と聞かれるとほとんどの方が自宅だと答えるのではないでしょうか、自宅と当ホームとでは当たり前ではありますが生活環境が全く違うかと思われます。なので最初の方は戸惑われ当ホームおけるこれからの生活に不安が頻出する事になるかと思われます。ご利用者様のお話を傾聴し日常における生活の相談に乗って少しでも不安を解消できるよう努めて参りたいと思います、またご利用者様の中にはご家族に迷惑をかけたくないとの思いでご自身の気持ちを話そうとしない方もおられます。我々はそういったご利用者様とご家族との橋渡しを行う事もとても重要な事だと認識しております。
ここまでご覧いただき誠にありがとうございます。最後になりますが私がご利用者様方のお世話をさせていただいている中で印象に残っているエピソードを一つご紹介致します。
このお話は私が当ホームの夜勤のシフトに入っている時でございます、深夜の見回りの時にあるご利用者様の部屋の前を通りがかると部屋の中からすすり泣くような声が聞こえてきました。何事かと思い深夜ではありますが部屋のドアをノックし、ご利用者様の了解を得て入室しました。ご利用者様は涙を流しておられお話を傾聴するとご家族様から「あなたは何てわがままなんだ!」と怒られ「携帯で電話してもほとんど出てくれなくなった」と仰っていました。「私はただ頻繁に顔を出して欲しいと思ってるだけなのに、わたしなんかいつ死んでもいいんだわ。」とまで言われたので私はそのご利用者様にご両親の事を思い出していただくよう促しました、「あなたはご両親が亡くなられた時の事を覚えていらっしゃいますか?」と質問すると「何十年も前だけどはっきりと覚えています。」と仰られ、「ではその時のお気持ちはどうでしたか?」とお聞きすると「そんなのとても悲しかったに決まっているじゃない!」と仰られました。「あなたが亡くなったら娘さんや息子さんだけでなくその他のご家族も同じ気持ちになるんですよ、そして私もあなたが亡くなったらとても悲しいし寂しいです。もっとあなたと色々とお喋りしたりご一緒に過ごしていきたいです。」と伝えるとまた涙を流されて「家族以外の方にそんな事を言われるとは思ってもいなかった。」と仰られ最後には笑顔をみせてくれました。
このように私はご利用者様のお気持ちに寄り添い沈んだ心を暖かく包み込むようにこれからもお世話をさせていただけたらと思っております。
これにて私の自己紹介を終わりとさせていただきます。
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
そんぽの家S上野毛駅前をどうぞよろしくお願い致します。
東京都世田谷区上野毛3-12-17
そんぽの家S上野毛駅前
サービス付き高齢者向け住宅
