新たな価値を生むICT~見守り支援システム「眠りSCAN」導入
2021年2月11日
いつもホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
介護付有料老人ホーム SOMPOケア そんぽの家鴨宮 ホーム長の肥留間です。
弊社では少子高齢化、労働人口減少、介護の需給ギャップ拡大への対策として、ICT・デジタルテクノロジーの積極的な活用から、適切かつ効率的な介護サービスの実現と施設運営の安定化を目指した取り組みを強化しております。今回はそうしたモデルのひとつでもあります「眠りSCAN」を当ホームに導入しましたのでご紹介させていただきます。
■眠りSCANとは?
眠りSCANはマットレスの下に設置したセンサーにより、体動(寝返り、呼吸、心拍)を測定し、睡眠状態を把握できるものです。眠りSCANを全居室に設置し活用することで、ケアプランの改善やご入居様の生活習慣の改善に役立てることを導入目的としています。
■眠りSCANに期待される効果
・ご入居者様の安眠を促進
従来の巡視方法では入室の際、ご入居者様を起こしてしまう場合がありましたが、直接入室せず安否が確認できるため、不要な中途覚醒を避けることができます。
・ご入居者様の生活や行動に合わせた介護
睡眠状態に合わせて援助をプランすることで、介護の優先順位づけ、ご入居者さまの安全・安心、満足度の向上につながるよう努めていきます。
・目が行き届く安心な見守り
事務所に設置したパソコンや職員が携帯する端末に、ホームの各入居者様の状態がリアルタイムに一覧で表示されます。居室での「睡眠・覚醒・起き上がり・離床」が分かるので、職員の少ない夜間も入居者様の状況に合わせた介護・見守りが可能になります。
・介護者の労働環境改善
居室での状況が見える化されることで、行動の変化が予測できるようになり、介護者の精神的な負担を減らすことが見込めます。また、不要な訪室回数を減らすことができ、効率的な業務が行えます。
実際にホームに導入してまだ1週間ですが、測定された呼吸数から体調変化を素早く確認出来ることは、介護者の安心感につながりますし、今後は睡眠状態の分析から適切な排泄介助の時間を提案することもできると思います。眠りSCANのデータをさらに駆使していくことで、よりお一人おひとりに合った個別ケアを提供し、自立支援に活かすことができると思います。
私たちSOMPOケアは、これからもテクノロジーが代替できるものは積極的に活用しながら、人は人にしかできないこと、入居者様とのふれあいをより重視した介護を目指してまいります。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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