穏やかな時を～百寿のお祝いに寄せて
2020年11月6日
SOMPOケアラヴィーレ船堀のホームだよりをご覧頂きありがとうございます。
先日、100歳の誕生日を迎えられた方がいらっしゃいます。
区から大変豪華なお花が届きました。
この華やかさ、写真では伝わらないほど美しいのです。いえ、写真でも美しいのですが…。
お部屋がぐっと華やかになったのは言うまでもありません。
当ホームからもささやかな贈り物と職員からのメッセージを寄せさせて頂きました。
健やかに今後も過ごして頂けること願います。
超高齢社会と呼ばれる時代です。
こうした介護付き有料老人ホームで働いてますと、皆様の様々な年の重ね方、晩年の過ごし方に出会います。
すべてのお客様に敬意を払いますことはもちろんですが、
そこにさらに年齢の深みが加わるとより自分自身も引き締まった思いに駆られます。
当ホームには104歳の方がいらっしゃいます。ご自分のことは比較的自立されています。
「閻魔様に忘れられた」といつも笑っていらっしゃいます。
そしてとても穏やかです。穏やかな時間が流れてます。
私たちは誰もが年を重ねます。それがいつまで続くかは誰にもわかりません。
人に平等に与えられたことの一つが最期を迎えること。
それまでの人生は自分次第であり、そしてこうしたホームに入ると職員次第、ともなるかもしれません。
100歳を超え穏やかに過ごす皆様をはじめ、私たちの関わり次第で最期の過ごし方が変わるのなら
私たちは介護従事者としてのプライドを持ち、ご入居者さまに敬意を払い、穏やかな時間を過ごして頂けるよう
関わる時間、改めて大切にしていきたいと感じた次第です。
どうぞ、ホームに入居された皆様が穏やかに過ごせますよう…。
介護付き老人ホーム SOMPOケア ラヴィーレ船堀 ホーム長:佐々木みづほ
