健康管理室より ～美味しく食べるためにできること～
2020年12月4日
いくつになっても美味しく食事をしたいですよね!
私たちナースは入居者さまに食事を楽しんでいただけるようにサポートさせていただいています。
誤嚥性肺炎をご存知でしょうか?
誤嚥性肺炎とは高齢になると食べ物を飲み込む力が弱くなり、食べ物や雑菌が肺に流れ込むことで肺炎を起こす病気です。誤嚥性肺炎を起こさないよう予防に努めることがナースの役割でもあります!
そこで、私たちは入居者さまのお食事のご様子を観察しながら「噛みづらくないだろうか、ムセていないだろうか」と咀嚼や飲み込む力をアセスメントしています。お食事のご様子に変化があった場合には、ケアスタッフ、ケアマネージャーと相談しながらお食事中の姿勢や食事形態、介助方法を検討しています。
そしてこの度、いつもの介入にプラスして口腔内のアセスメントを開始しました。これはEilers口腔アセスメントといって、口腔内の状態に合わせた口腔ケアの方法を考えることができます。口腔内を清潔に保っておくと肺に雑菌が流れ込んでくることを防ぐことができるので、口腔内のアセスメントは重要なポイントです。
また、訪問歯科では歯医者さんから専門的な口腔ケアや歯科治療、義歯調整を受けることができます。必要に応じて私たちスタッフが歯医者さんから口腔ケアの方法について指導を受け、入居者さまの特徴に合わせた口腔ケアを提供しています。
指導を受ける私たちも「なるほど、こういう方法だと入居者さまの負担が少なくて綺麗にできるんだな。」と勉強とスキルアップにつながっています。
いつまでも美味しくお食事ができるように私たちもできる限りのサポートをしていきます。
東京都板橋区坂下3-5-2
最寄り駅 都営三田線「蓮根」駅 徒歩8分
介護付有料老人ホーム
SOMPOケア ラヴィーレ高島平
