現場の取組み

2019年11月度

人気の「たまご販売会」から地域交流へ!

  • 地域に根ざした交流の場所になっています。

    地域に根ざした交流の場所になっています。

SOMPOケア ラヴィーレ入間

 地域貢献と認知症に対する理解を広めたいというホーム長の熱い呼びかけに応え、「たかはしたまご」さんが月に一度、ホームへ卵の訪問販売に来てくれています。10個1,500円と高級な卵ですが、販売車を見かけたら引き返す人がいるほど地元では有名。認知症のご入居者さまが販売員を務め、地域の皆さんとの交流にも一役買っています。「たまご販売会」を通して、地域の方の認知症や介護施設に対する理解が深まり、ホームを知っていただくきっかけになっています。

うれしい結果

 販売会の回数を重ねるごとに、「介護施設のことがよくわかりました」「親しみのあるイメージに変わりました」と、地域の方々の理解が深まったことで、ホームで実施している他のイベントにも、参加される方が増えてきました。

処方薬を見直し、認知症の症状が改善

  • スタッフ全員でご入居者さまの生活の質向上を目指します!

    スタッフ全員でご入居者さまの生活の質向上を目指します!

SOMPOケア そんぽの家 羽村

 認知症には、「BPSD(行動・心理症状)」と呼ばれる暴言や暴力、不眠、幻覚など、人それぞれ異なる症状が出現することがあります。BPSDは周りの環境が大きく作用するほか、薬の副作用や必要以上の服薬が原因になることもあり、処方薬が多く、BPSDの症状が顕著なあるご入居者さまについて、処方薬を見直しました。ご入居者さまに見られる症状、お困りごととその原因を一つひとつ整理。医師や薬剤師、本社の教育研修部とも相談し、症状改善、減薬を実現しました。

うれしい結果

 適切な処方、服薬の結果、ご入居者さまのBPSDは少しずつ改善。以前と比べ、穏やかな生活を送ることができています。また、薬に対するスタッフの意識が向上。薬の病気への効果や副作用を調べ、スタッフ間で共有するようになりました。

ご自宅での尊厳ある生活を最期まで支える

  • 管理者とスタッフが一丸となって取り組んでいます!

    管理者とスタッフが一丸となって取り組んでいます!

SOMPOケア 大島砂町 定期巡回

 昼夜問わず、医療との連携や頻回な介護が必要な方に対応できる「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」。その特長を、病院や居宅介護支援事業所へ管理者が訪問し、丁寧に説明しました。その結果、自宅での生活を諦めていた方をはじめ、各機関から多くのご相談をいただき、ご利用者数は前年度から2倍以上となりました。地域での実績が評価され、東京都災害拠点病院と共同でケアマネジャー向けセミナーを開催し、同サービスの魅力、強みを伝えていく予定です。

うれしい結果

 管理者と連携しながら介護経験10年以上の計画作成担当者や経験豊富なパートスタッフが一丸となり対応。その結果、末期がんのような終末期を迎えた方々のご支援もご依頼いただいています。

※この記事は2019年11月当時の記事となります。

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