現場の取組み

2019年3月度

スタッフの情報交換で薬の副作用を解消!

  • 話し合うことが薬の事故防止にも繋がっています。。

    話し合うことが薬の事故防止にも繋がっています。

SOMPOケア ラヴィーレ町田小野路

 薬にまつわる疑問や不安、ご入居者さまの薬による副作用を解消するため、3か月に1度、薬剤師・看護師・介護福祉士による情報交換会を2年以上継続しています。日常生活の困りごとや小さな変化から「薬の影響(副作用)があるかもしれない」と気づいたことを、スタッフ間で共有するのが目的です。問題があれば医師に相談し、薬の処方によって改善できる場合は、薬の優先順位・量などを調整していただいています。

うれしい結果

 薬を飲むことを負担に思っていたご入居者さまが、排便の薬を多く飲まれていました。お通じの記録を介護福祉士が付けながら、医師と相談のうえ薬を少しずつ減らしていったところ、本当に効果のある薬だけにすることができました。

介護予防で笑顔を増やすお手伝い

SOMPOケア 杉戸 デイサービス

 介護職員が介護予防指導に関する社内研修を受講し、ご利用者さまに1回1時間のレッスンを提供できるようになりました。個別機能訓練に加え、椅子に座って行うストレッチやエアロビクス、筋力トレーニングなど、介護予防につながるレッスンを行っています。参加したご利用者さまの運動量は、今までの体操よりも格段に増えました。見た目はハードでも達成感・満足感があると、ご利用者さまにもご支持をいただいています。

うれしい結果

 最初は「1時間も身体を動かすのはキツイ」というお声もありましたが、回数を重ねるごとに「疲れなくなった」「楽しい」という方も出てきました。これからも元気と笑顔を増やすお手伝いをしていきたいと思います。

安心・安全に食事の時間を心地よく

SOMPOケア そんぽの家 茨木島

 認知症による不安や興奮から、食べ物をかきこむようにして食べこぼしの多かったご入居者さま。誤嚥(ごえん)や窒息(ちっそく)の危険をできるだけ減らしながら、ご自身で食べることを続けられるようにと、食支援に取り組みました。
 各ホームを巡回している言語聴覚士や理学療法士による、専門的な視点での評価・アドバイスを基に、ご利用者さまの食べる姿勢を整え、食器を変えるなど工夫をしています。

うれしい結果

 すくいやすいお皿で栄養価の高いゼリーをご提供したり、水分のトロミの量を見直ししたり、食べやすく工夫した結果、体重増加とむせこみの減少につながりました。食事をきちんと摂れるようになったことで、不安や興奮も和らぎ、会話と笑顔が増えました。

※この記事は2019年3月当時の記事となります。

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