会社の取組み
2019年3月度
2月5日、オープニングセレモニーの模様。
〈左から〉SOMPOケア 代表取締役社長 遠藤、国立研究開発法人産業技術総合研究所 ロボットイノベーション研究センター長 比留川さま、SOMPOホールディングス 介護・ヘルスケア事業オーナー 奥村、SOMPOホールディングス グループCEO 櫻田、東京大学公共政策大学院 客員教授 増田さま、SOMPOホールディングス グループCHRO 笠井
2月5日、SOMPOホールディングスおよびSOMPOケアは、東京都品川区に国内外の最新テクノロジーの実証などを行う研究所、「Future Care Lab in Japan(フューチャー・ケア・ラボ・イン・ジャパン)」をオープンしました。
研究所では、ICT・デジタル技術を積極的に活用した、「人間」と「テクノロジー」が共生する新しい介護のあり方を創造し、より少ない負担で質の高い介護サービスを提供できる、持続可能な介護事業モデルの構築を目指します。それは高齢者が安心して暮らせる社会の実現に繋がるものです。
テクノロジーを導入するということは、人が行うべき介護、コミュニケーションが改めて明らかになるということです。
人が人にしかできないことに集中することで、介護サービスの品質を向上させ、ご利用者さまをはじめとする高齢者のより豊かな人生に貢献できると、SOMPOケアは考えています。
人材不足や介護者の心身の負担などの、日本全体が抱える社会課題の解決に向け、これからも取り組んでいきます。
目的
・ご利用者さまのQOL(生活の質)向上
・介護職の処遇および働きやすさの向上
・介護サービスの生産性向上
具体的な活動
・介護サービス業務の棚卸し (人間とテクノロジーそれぞれが担う業務の分析)
・技術・安全性の検証(最新技術の調査と試験導入)
・当社介護施設への本格導入
自動運転車椅子
居室から食堂など、設定したルートを自動走行することができる。
リショーネplus
ベッドが縦に半分に分かれ、車椅子に。移乗動作の負担軽減が可能に。
ご利用者さまの睡眠状態を把握する「眠りスキャン」や、日常の記録をするシステム。
※この記事は2019年3月当時の記事となります。