会社の取組み
2017年9月度
新たに設けられた在宅介護向け施設での研修風景。在宅介護の研修講師は、介護技術トレーナーが担います
「スタッフが笑顔で働ける環境を作れば、ご利用者さまの笑顔に結びつく」という考えのもと、7月1日、企業内大学として「SOMPOケア ユニバーシティ」が開校しました。
これまでSOMPOケアネクストの研修センターとして人財育成を支えてきた「SOMPOケア Next Step Center」から、SOMPOケアグループ全職員の学びの場となるよう施設を一新。介護付きホームを想定した研修設備に加え、狭いトイレや段差のある玄関など、自宅を再現した研修場を新たに設置し、在宅介護の研修にも対応できるようになりました。職員一人ひとりの学びと成長をサポートし、質の高いサービスを提供する人財を育てるべく、実践的な教育を目指します。
さらに現在、東京藝術大学やお茶の水女子大学などさまざまな教育機関との産学連携も進めています。今後はこれまでの研究も引き継ぎ、SOMPOケアグループのみならず広く介護の発展を担う研究・開発の拠点として活躍の場を広げていきます。
和室での介護研修も可能。二層式洗濯機の設置など、高齢者の住宅事情に合わせた造りに
一度に多くの方が学べる、ホーム向けの研修施設
各事業所の事例発表や、介護関連学会の研究等、これまでの取り組みも引き継いでいきます
「“玄関に入った時から介護は始まっている”と、体感できる実践的な施設です」
株式会社ジャパンケアサービス
スーパーバイザー 兼
介護技術トレーナー
志賀美恵子
在宅介護サービスでは、ベッドのすぐ横にタンスがあるなど、限られたスペースで介護にあたるケースがほとんどです。そんな現場と同じ感覚で研修できるのが、この施設に良いところ。畳を濡らさないように介護するにはどうしたらいいかなど、より細かなところまで学ぶことができます。そのため新人教育はもちろん、ベテランの個別性の高いケーススタディの場としても活用しています。
株式会社ジャパンケアサービスは、主に在宅介護サービスを提供するSOMPOケアグループの一員です。
※この記事は2017年9月当時の記事となります。