住宅型有料老人ホームとは?特徴や費用について紹介

2.住宅型有料老人ホームの特徴

次に、住宅型有料老人ホームの特徴を見てみましょう。

生活の自由度が高い

住宅型有料老人ホームでは、できるだけ入居前の生活に近い自由な暮らしを続けられるよう、配慮や工夫が行われています。

またご利用者同士で交流する場があることも多く、孤立してしまうこともありません。他にも、ご家族との時間を大切にするため、ご家族と一緒に出掛けることができる、有料の旅行サービスを提供しているホームもあります。(※現在新型コロナウイルス感染症の影響で条件が変更されているところもあります。詳しくは各ホームにお問い合わせください)

必要に応じて外部の介護サービスを利用

住宅型有料老人ホームでは、介護サービスが必要な場合、別途契約することになります。提携の事業所が併設されているホームが多いですが、入居前から利用していた別の事業所の介護サービスを引き続き利用することが可能なホームもあります。

ホームの選択肢が多い

有料老人ホームは増え続けており、平成28年の調査で全国に約11,700件となっています。そして、有料老人ホームのうち6割は住宅型有料老人ホームで、定員数は4割です。

住宅型有料老人ホームは数が多いため、現在お住まいの地域内で比較検討がしやすく、しかもご利用者の平均介護度や居室の広さなどの設備面、さまざまなサービス面に幅があることが特徴です。そのため、ご自身の健康状態やライフスタイル、予算に合わせて希望のホームを探すことができます。

3.住宅型有料老人ホームの注意点

住宅型有料老人ホームは自立した方から介護の必要な方まで、さまざまな方が利用できるホームです。では、利用する際にはどのようなことに注意が必要なのでしょうか。

ケアについて対応可能な範囲を確認

住宅型有料老人ホームは、要介護度や健康状態の変化に合わせて外部の介護サービスなどを利用しながら暮らせることが特徴です。

しかし、要介護度や医療ケアの必要度が上がったときにどこまで対応できるかは、ホームや運営会社によりさまざまです。ご入居前に、対応可能な範囲を確認してください。

住宅型有料老人ホームへの入居から退去まで

一般的な入居の流れは、まず電話やウェブサイトで問い合わせをすることから始まります。その後、見学・相談を経てお申し込みとなり、面談後に契約・ご入居となります。

詳しい流れについては、こちらをご覧ください。

入居後、要介護度が高くなったり、ご自宅に戻ることになったりと、退去する場合もあるでしょう。その際は、退去を申し出た後、費用の精算をし退去となります。

4.住宅型有料老人ホームの費用

住宅型有料老人ホームを利用する際に必要な費用は、入居する際に前払金が必要な場合は前払金と、家賃や食費に相当する月額利用料です。

これらの費用はホームの立地や居室などの設備面、食事、さまざまなサービスによって異なります。

費用について詳しくは、こちらをご覧ください。

5.入居後の生活をイメージしたホーム選びを

住宅型有料老人ホームは、要介護認定を受ける前から安心して暮らすことができ、さらにサービスを組み合わせることで長く暮らしていかれるホームです。一方で、ホームによって特徴がさまざまで、入居条件なども異なります。

気になるホームが地域に見つかったら、まずは見学に行きましょう。将来のことも含め、新しい生活のイメージを思い描きやすくなるでしょう。

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